クラフトフェア松本へ行ってきました。
周りのつくり手の皆さんから、
「申し込んでもなかなか出店のむつかしい、ハイレベルなイベントがあるよ。」
と聞いていて、一度見に行ってみたいと思っていたイベントです。
開催地は長野県松本市。
名古屋から遠いかな?と思っていましたが、
ワイドビューしなの号にて、2時間程の道のりでした。
多治見を過ぎたあたりでウトウトしてしまい、気がつけば
景色が一変。 山が高いです。 気分は避暑地に来たみたい。
松本駅に到着し、バス乗り場へ。
クラフトフェアの2日間は、周辺地区のバスは一乗車100円。
一日乗り放題だと300円。
「あがたの森」公園へ向かいます。
楽しみにしていたくせに、何の予習もせず行ってしまい、
配布してもらえるような会場地図は無いそうで、
イベントの全貌がわからないまま、いざ踏み入りました。
出店者さんと、見に来ている人、大勢の人がいるのですが、
大きな木々に囲まれて、ゆっくり静かに時間が流れています。
お店は、木工、漆、織物、金工、ガラス、陶器、皮革、などなど。
噂どおり、きっちりものづくりされている方ばかり。
丁寧な仕事ぶり、新しい発想、夢やロマンを感じるもの…
色々勉強になります。
写真右の方、雰囲気のあるテントは鍛冶屋さんのグループでした。
カーンカーンと真っ赤に熱くなった鉄を打っていました。
間近で見るのは初めて。
で、勉強もそこそこに、自分用に素敵なものを探しました。
木の小箱と、石の判子です。
小箱の方の作家さんは他にも、卵の殻を貼った細工の
箱などもつくられていて、素晴らしかったです。
石の判子作家さんのは、判子の図柄ひとつひとつにストーリーも
つけられていて、楽しみが2倍に膨らみます。
カメさんの速達…いじらしいっ。
思いがけず、普段使っている木のしゃもじをつくられた木工作家さんが
出店されていて、実際にご本人を確認できた事に嬉しくなったり。
「使わせてもらっています。」 そっと心の中で声をかけてみました。
楽しい時間はあっという間。
後ろ髪をひかれながら、会場を後にしました。
つづく。。。